Base フォームを作成する方法。

Base では、フォームもレポートとほとんど同じ手順で作成できます。

データはテーブルから直接入力することもできますが、クエリーとフォームを使えば、いろんな入力の仕方ができるので便利です。

通常、直接テーブルを扱うのは開発者だけで、ユーザーにはフォームを使ってもらいます。そのほうが管理しやすく、安全にデータを扱えるからです。


【1】Base を起動して、「test.odb」を開き、フォームを表示します。

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【2】「ウィザードを使用してフォームを作成」をクリックします。

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【3】フォームウィザードが開始しました。

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【4】「テーブルまたはクエリー」で、「Q01Prefecture」を選択します。

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【5】「>>」ボタンをクリックします。

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【6】全てのフィールドが右側へ選択されたら、「次へ」ボタンをクリックします。

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【7】サブフォームの設定では、そのまま「次へ」ボタンをクリックします。

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*サブフォームは、伝票と明細の関係のような、フォームの中にフォームを組み込みたいときに使います。


【8】メインフォームの整列でデータ表を選択し、「次へ」ボタンをクリックします。

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*都道府県はフィールドが2つしかないので、表がわかりやすいです。しかし顧客マスターのように、フィールド数が多い場合は、1レコードごとに表示する単票のような形式が便利です。


【9】データエントリの設定では、そのまま「次へ」ボタンをクリックします。

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*データをどのように扱えるか設定できます。


【10】好きなスタイルを選択して、「次へ」ボタンをクリックします。

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【11】フォーム名に「F01PrefectureASC」と入力し、「完了」ボタンをクリックします。

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*ASCは昇順という意味です。


【12】フォームが表示されました。

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*フォームのレイアウトは後で編集できます。


【13】確認したら、フォームを閉じてください。

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【14】データベースファイルウィンドウに、作成したフォームが表示されています。

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【15】同様の手順で、フォーム「F02PrefectureDesc」、「F03PrefFilter36-39」を作成してください。

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・F02PrefectureDesc
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・F03PrefFilter36-39
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F03PrefFilter36-39 は四国しか表示しません。「99 ハワイ」のようにデータを新規入力することはできますが、フォームを再度開いたときには表示されなくなります。

あまり意味はないようですが、特定のレコードだけを表示して、データを入力する例だと考えてください。


【解説】

フォームはデータを入力するためのものです。今回の例では、どのフォームを使っても、最終的にクエリーを通じて、テーブル T01Prefecture に保存されます。

いろんな形式のフォームを作ることで、入力パターンを変えることができます。

例えば

・新人にはデータの入力のみ可能にする
・最新の10件だけ表示した状態で入力する

ということが簡単にできます。部署や使う人によって、フォームを変えると便利です。

またボタンを配置して、クリックした時に、プログラムで処理を行なうような場合もフォームを使います。




Base レポートのデザインを編集する方法。

Base のウィザードを使って作成したレポートは、レイアウトが右に寄りすぎているので、編集してみましょう。

やはり最終的な微調整は、人間が手動で行なうのが一番です。


【1】Base を起動して、「test.odb」を開き、レポートを表示します。

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【2】レポート「R01PrefectureASC」を選択し、「編集」をクリックします。

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【3】レポートの編集画面が表示されました。

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表の列を調整します。

【4】以下の図のように、 PREF_CD 部分の罫線をマウスでクリックしたまま、

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【5】左に移動します。

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【6】同様に PREF_NAME も移動してください。

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【7】最終的に以下の図のようにします。

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【8】「保存」ボタンをクリックします。

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【9】レポートのデザイン画面を閉じてください。

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【10】「R01PrefectureASC」を選択し、「データベースオブジェクトのオープン」をクリックします。

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【11】レポートが表示されました。

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表示が左に寄りましたね。少し見やすくなったと思います。


【12】同様の手順で、レポート「R02PrefectureDesc」、「R03PrefFilter36-39」も編集してみてください。


レポートのデザイン画面では、他にもいろいろ変更できます。要領は Word や Writer のようなワープロソフトと同じです。

ラベルを変更したり、フォント、サイズ、罫線、色などを、自由に変更することができます。いろいろ試してください。


【ワンポイント】

1つのテーブルから複数のクエリーが作成できたように、1つのクエリーからは複数のレポートが作成できます。用途に合わせて、レイアウトやデザインを変えたレポートにすると便利です。(上司に報告用と自分用で変えたりとか)


Base レポートを作成する方法。

Base ではウィザードを使って、簡単にレポートが作成できます。

同じテーブル T01Prefecture に保存されているデータを、クエリーを使っていろいろなレポートにすることができます。

もちろんテーブルから直接レポートを作成できますが、クエリーを使うことをおすすめします。


【1】Base を起動して、「test.odb」を開き、レポートを表示します。

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【2】「ウィザードを使用してレポートを作成」をクリックします。

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【3】レポートウィザードが開始しました。

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【4】「テーブルまたはクエリー」で、「Q01Prefecture」を選択します。

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【5】「>>」ボタンをクリックします。

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【6】全てのフィールドが右側へ選択されたら、「次へ」ボタンをクリックします。

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ここでレポートに表示するフィールドを選択することができます。テーブルやクエリーにあるフィールドは、必ずしも全て表示する必要はありません。


【7】ラベル付けフィールドは、そのまま「次へ」ボタンをクリックします。

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*レポートに表示するラベルです。後で編集できます。


【8】グループ化は、そのまま「次へ」ボタンをクリックします。

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*グループ化は集計する時に使います。


【9】方向は「縦」を選択し、「次へ」ボタンをクリックします。

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*レイアウトは好きなものを選んでください。


【10】レポートのタイトルに「R01PrefectureASC」と入力し、「自動レポート」を選択したら、「完了」ボタンをクリックします。

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*ASCは昇順という意味です。

*自動レポートとはデータが変更された場合、レポートに反映される設定です。スタティックなレポートは、常にレポート作成時点のデータになります。通常は自動レポートにしてください。


【11】レポートが表示されました。

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*レポートのレイアウトは後で編集できます。


【12】「印刷プレビュー」ボタンをクリックします。

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【13】印刷プレビュー画面が表示されました。プリンタでどのように印刷されるか確認することができます。

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【14】「印刷プレビューを閉じる」ボタンをクリックします。

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【15】レポートも閉じてください。

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【16】データベースファイルウィンドウに、作成したレポートが表示されています。

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【17】同様の手順で、レポート「R02PrefectureDesc」、「R03PrefFilter36-39」を作成してください。

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・R02PrefectureDesc
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・R03PrefFilter36-39
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同じテーブル T01Prefecture なのに、クエリー次第でいろいろ表現できるのは面白いですね。


【ワンポイント】

レコードの並べ替えはクエリーで行なっているので、レポートの作成時に設定する必要はありません。

レコードを並べ替えたいときは、クエリー側を変更するだけで済むので、レポートに手を加える必要がなくなります。


Base クエリーでデータを抽出する方法。

Base ではクエリーを使って、条件に合うレコードだけを抽出して表示することができます。

今回の例では、都道府県から四国の県だけを抽出してみます。

データベースのクエリーを使うことで、複雑なプログラムを書くことなく、簡単な設定だけでデータを扱うことができます。


【1】Base を起動して、「test.odb」を開き、クエリーを表示します。

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【2】「Q01Prefecture」をコピーして、「Q03PrefFilter36-39」を作成します。

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*クエリーの名前は自由に付けてかまいません。


【3】「Q03PrefFilter36-39」を編集します。クエリーのデザイン画面を表示してください。

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【4】PREF_CD の「条件」に、半角で「 BETWEEN 36 AND 39 」と入力します。

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PREF_CD が 36 以上 39 以下という意味です。その値を含みます。


【5】四国の県が抽出されました。

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【6】「条件」を変えて、クエリーをいくつか作ってみてください。

< 8 8より小さい
> 8 8より大きい
<= 8 8以下
>= 8 8以上


どうですか?テーブルはデータを蓄積する役割だけにして、クエリーでデータを加工するということが、何となく分かってきたのではないでしょうか。

このように一つのテーブルから、複数のクエリーを作成することができます。そしてそのクエリーから、レポートやフォームを作成することで、いろんな見せ方ができるのです。


【ワンポイント】

クエリーを利用すると、以下のようなことができます。

1.テーブルから必要なフィールドだけを表示する
2.条件を指定してレコードを抽出する
3.レコードの並べ替え
4.データを集計する
5.複数のテーブルを関連付ける

4、5以外は既に試しましたね。


Base クエリーを複製する方法。

Base では、似たようなクエリーを作成する場合は、クエリーをゼロから作るより、複製(コピー)したほうが簡単です。

今回学んで欲しい要点をまとめると以下の通りです。

・クエリーはコピーできる
・クエリーは編集することができる
・コピーしたクエリーの基は同じテーブルである
・データをクエリーで加工できる

一つのテーブルから、クエリーを使うことで、様々なデータの見せ方ができる点に注目してください。


【1】Base を起動して、「test.odb」を開き、クエリーを表示します。

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【2】「Q01Prefecture」を右クリックして、「コピー」を選択します。

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【3】何も無い部分を右クリックして、「貼り付け」を選択します。

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【4】クエリー名に「Q02PrefectureDesc」と入力し、「OK」ボタンをクリックします。

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*Descは降順の意味


【5】「Q02PrefectureDesc」が作成されました。

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コピーしただけですから、この段階では Q01Prefecture とまったく同じです。


【6】「Q02PrefectureDesc」を選択し、「編集」をクリックします。

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【7】クエリーのデザイン画面が表示されました

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コピー元の Q01Prefecture と、コピーの Q02PrefectureDesc は、同じ T01Prefecture が基になっています。


【8】「並べ替え」を「降順」にします。

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【9】「保存」ボタンをクリックします。

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【10】「クエリーの実行」ボタンをクリックします。

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【11】クエリーの実行結果が表示されました。

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都道府県が降順に並んでいるので、沖縄県がレコードの先頭にきました。


【12】確認したら、クエリーのデザイン画面を閉じてください。


今回は昇順のクエリーを降順に変えただけですが、クエリーの複製は設定が複雑になるほど有効です。


Base クエリーを実行、編集する方法。

前回 Base で作成したクエリーを、実行してみましょう。

クエリーはテーブルを基に作成しているので、クエリーから追加、更新、削除したデータは、テーブルに反映されます。

また一度作成したクエリーは、何度でもデザイン画面で編集することができます。もちろん不要なクエリーは削除できます。


【1】Base を起動して、「test.odb」を開き、クエリーを表示します。

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【2】「Q01Prefecture」を選択し、「データベースオブジェクトのオープン」をクリックします。

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*ダブルクリックでも同じ


【3】クエリーの実行結果が表示されました。

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テーブルを表示した時と同じように見えますが、これはクエリーです。タイトルを見るとわかります。

クエリーはテーブルとつながっているとイメージしてください。データの変更はテーブルに反映されます。


【4】確認したらクエリーは閉じてください。

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【5】クエリーは作成後も、「編集」することができます。

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【6】クエリーを削除することもできます。

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*まだ使うので、削除はしないでください。


Base クエリーを作成する方法。

Base では、簡単なフォームやレポートなら、テーブルから直接作成することができます。

しかしどんなに簡単なものでも、いったんテーブルからクエリーを作り、そのクエリーを基にしてフォームやレポートを作成したほうが便利です。

クエリーを利用すると、テーブルから必要なフィールドだけを表示したり、レコードを並べ替えることができます。クエリーには他にもたくさん機能があります。

テーブルはデータを蓄積する役割だけにして、クエリーを通してデータを扱うのがコツです。クエリーがわかれば、きっとデータベースがわかりますよ。


【1】Base を起動して、「test.odb」を開き、クエリーを表示します。

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【2】「デザイン表示でクエリーを作成」をクリックします。

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【3】クエリーのデザイン画面が表示されました。

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【4】追加のダイアログボックスで、「T01Prefecture」を選択し、「追加」ボタンをクリックします。

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【5】クエリーのデザイン画面に、「T01Prefecture」が追加されました。

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*テーブル(表)が複数ある場合は、複数追加できます。


【6】追加のダイアログボックスは閉じてください。

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【7】「PREF_CD」をダブルクリックします。

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【8】画面下のフィールドに「PREF_CD」が選択されました。

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【9】同様に「PREF_NAME」を選択します。

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*必要なフィールドだけを選択できます。


【10】PREF_CD の「並べ替え」で、「昇順」を選択します。

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・昇順 小 → 大
・降順 大 → 小


【11】「クエリーの実行」ボタンをクリックします。

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【12】デザイン画面の上に、クエリーの実行結果が表示されました。

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ここまでの作業を保存しましょう。

【13】「保存」ボタンをクリックします。

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【14】クエリー名に「Q01Prefecture」と入力し、「OK」ボタンをクリックします。

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【15】タイトルが変わり、クエリーが保存されました。

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【16】クエリーのデザイン画面を閉じます。

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【17】データベースファイルウィンドウに、作成したクエリーが表示されています。

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【解説】

テーブルに入っているデータは、順番どおりに並んでいるとは限りません。そのためクエリーで「並べ替え」の方法を指定する必要があります。

逆に言うと、テーブルにデータを入力する時は、どんな順番でもよいわけです。あとでクエリーで自由自在に加工できます。

その加工したデータを使って、フォームやレポートを作ると、上手く表示できます。

Base データベースファイルをダウンロードする。

学習用に Base のデータベースファイルを用意したので、ダウンロードしてください。

前回までに作成した「test.odb」とまったく同じテーブル定義ですが、データは 47 都道府県すべて入力済みです。レコード数が多いほうが学習する時に便利なので、ダウンロードした方を使ってください。


【1】 test.zip をダウンロードします。

*ファイルは圧縮されていますので、解凍してください。


【2】ファイルを解凍すると「test.odb」があるので、前回まで使っていたファイルと差し替えてください。

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*保存場所とファイル名が同じ場合は、データベースは登録されています。


【3】Base を起動して、「test.odb」を開き、テーブルを表示します。

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【4】「T01Prefecture」を開くと、47 都道府県が表示されます。

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データを確認したら、テーブルは閉じてください。

確認は OpenOffice.org と StarSuite のどちらの Base でもかまいません。

Base テーブルを定義する効果について。

Base でテーブルを作成する時は、フィールド名とフィールドの種類を定義(設定)しました。

Excel や Calc などの表計算ソフトと比べると、データベースは一見面倒くさそうですが、メリットがたくさんあります。

テーブルを定義することで、あらかじめどんなデータを格納するのかわかっているため、効率的に保存できます。また入力したデータが適切な値かチェックしてくれます。データベースがエラーを表示して教えてくれるので、入力ミスが防げます。


【1】プライマリキーを設定したフィールドに、重複した値を入力すると、エラーになります。

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1 は既に北海道で使われているためです。


【2】整数[INTEGER] を設定したフィールドに、文字を入力しようとすると、自動的に「0」になります。

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【3】テキストの長さを「10」に設定したフィールドに、11文字以上入力しようとすると、エラーを表示します。

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半角で11文字以上入力してもエラーになります。

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ということは、全角半角の区別はなく、文字数でチェックしています。


【ワンポイント】

テキスト[VARCHAR] を設定したフィールドに、数字の「1」を入力することはできます。これは数値ではなく、文字としての1と判断できるからです。

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OpenOffice.org と StarSuite のどちらの Base を使って確認してもOKです。


Base テーブルにデータを入力する方法。

今回は Base で作成したテーブルに、データを入力してみましょう。

テーブルの設定(定義という)が済んでしまえば、あとは表計算ソフトで入力する時と変わりません。

前回のテーブルデザイン画面と、今回の入力画面を比較して、どのように対応しているか考えながら行なってください。

OpenOffice.org と StarSuite のどちらの Base でもOKです。


【1】Base を起動して、「test.odb」を開き、テーブルを表示します。

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【2】「T01Prefecture」を選択して、「データベースオブジェクトのオープン」をクリックします。

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テーブルを右クリックして、「開く」を選択しても開けます。

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【3】データを入力する画面が開きました。

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【4】「データの編集」ボタンが、押された状態であることを確認します。

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*押されていないと入力できません。


【5】PREF_CD のフィールド(列)に、半角で「1」と入力します。

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【6】PREF_NAME には「北海道」と入力します。

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データは自動的に保存されますが、タイミングは次のレコードに移動した時です。

フィールドやレコードの移動には「Tabキー」、「Enterキー」、「矢印キー」が使えます。


【7】同様の手順で、いくつかレコードを入力してください。

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*入力は数レコードでかまいません。あとで全都道府県のデータを入力したファイルをダウンロードできるようにします。


【8】画面下には、レコード数が表示されていて、移動ボタンもあります。

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次はレコードを削除する場合です。

【9】削除したいレコードを選択し、「Deleteキー」を押します。

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【10】メッセージが表示されるので、「はい」をクリックすると、レコードが削除されます。

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【11】データ入力画面を閉じると、データベースファイルウィンドウに戻ります。

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【ワンポイント】

データベースファイルウィンドウから、テーブルの編集、削除が行なえます。テーブルの設定を変更する時や、不要なテーブルを削除する時に使います。

・テーブルを編集する場合
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・テーブルを削除する場合
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*このテーブルはまだ使うので、削除しないように注意してください。


Base テーブルを作成する方法。

今回は Base にテーブルを作成します。テーブルはデータを保存する表のようなものです。

Base などのデータベースアプリケーションでは、まず初めにテーブルを作成し、どのような種類のデータを扱うのか設定する必要があります。

この辺が Excel や Calc などの表計算ソフトとは異なる点です。表計算ソフトなら設定無しに、すぐにデータを入力できますよね。

表計算ソフトを使い慣れた人には、不便に感じると思いますが、データ型をきちんと設定することで、データを効率的に保存できたり、適切な値が入力されているかチェックすることができるのです。

使っていくうちに、データベースのメリットが、どんどんわかるようになるので大丈夫です。

以下の手順は OpenOffice.org と StarSuite のどちらの Base で行なってもかまいません。

【1】Base を起動して、前回作成した「test.odb」を開きます。

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*ダブルクリックでも開けます。


【2】データベースファイルウィンドウが開きました。

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*この画面が起点になり、各種操作を行なっていきます。


【3】「テーブル」アイコンをクリックします。

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【4】タスクの「デザイン表示でテーブルを作成」をクリックします。

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【5】テーブルデザイン画面が表示されました。

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【6】フィールド名に半角で「PREF_CD」と入力します。

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*フィールドは表計算ソフトの列をイメージしてください。


【7】フィールドの種類は「 整数[INTEGER] 」を選択します。

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【8】1行目は以下のようになります。

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【9】2行目は、フィールド名に半角で「PREF_NAME」と入力します

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*フィールドの種類は「 テキスト[VARCHAR] 」のままにします。


【10】PREF_NAME の行を選択し、長さに半角で「10」と入力します。

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*「長さ」とは、入力できる最大文字数のことです。


【11】PREF_CD の行をマウスで右クリックし、「プライマリキー」を選択します。

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【12】プライマリキーが設定されました。

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*プライマリキー(主キー)とは、レコードを特定するもので、重複しない値です。通常は数値の連番を使うことが多いです。


【13】ここまでの作業を「保存」します。

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【14】テーブル名に「T01Prefecture」と入力し、「OK」ボタンをクリックします。

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【15】テーブルが保存されました。保存されるとタイトル名が変わります。

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【16】テーブルデザイン画面を閉じます。

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【17】データベースファイルウィンドウに、作成したテーブルのアイコンが表示されています。

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【18】データベースファイルウィンドウを閉じます。

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【19】変更を保存するメッセージが表示される場合は、「保存」ボタンをクリックしてください。

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テーブル作成は、大体今回のような手順になります。あとはフィールドの数が増えるだけです。


【解説】

(1)フィールドは表計算ソフトの列にあたります。「1列」ごとにフィールドを「1行」設定していくような感じです。実際にデータを入力する画面では、表計算ソフトと同じように列になるのですぐにわかります。


(2)フィールドの種類とはデータ型のことです。保存するデータに合わせて設定します。


(3)整数[INTEGER] の範囲は -2147483648 ~ 2147483647 の整数です。範囲を超えた数値を入力すると循環します。実際に入力してみるとわかります。

2147483647 の次は -2147483648 になる
-2147483648 の次は 2147483647 になる

OpenOffice.org BASIC の変数とは、範囲が異なるので注意してください。
Integer型 -32768~32767の整数


(4)テキスト[VARCHAR] は可変長の文字列です。初期値では 50 に設定されていますが、それより短い場合は容量が自動的に小さくなるので、そのままでもかまいません。長さを設定すると入力する文字数を制限することができます。


(5)プライマリキーについても、実際にデータを入力するとわかりますので、安心してください。プライマリキーを設定したフィールドには、同じ値を入力できなくなります。


OpenOffice.org を更新する方法。

OpenOffice.org (オープンオフィス)は使っているうちに、どうしてもバージョンが古くなります。でも開発は、インターネット上で続けられているので、更新することが可能です。OpenOffice.org のバージョンが古くなった時は、最新安定版へ更新しましょう。

最新安定版では、アプリケーションの不具合や、セキュリティなどの問題点が修正されています。定期的にアップグレードすることをおすすめします。

また StarSuite についても、同様の手順で更新することができます。


まずは今使っている OpenOffice.org のバージョンを確認してみましょう。

【1】OpenOffice.org のアプリケーションをどれか起動します。何でもかまいません。


【2】メニューから「ヘルプ → OpenOffice.org 情報」を選択します。

OpenOffice-50.gif


【3】OpenOffice.org のバージョンが確認できました。

OpenOffice-51.gif


次は更新の手順です。

【4】画面右上にある「更新のチェック」ボタンをクリックします。

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【5】更新のチェック画面が表示されたら、「ダウンロード」ボタンをクリックします。

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*自動ダウンロードは使用できないようなので、手動で行ないます。


【6】Webブラウザで OpenOffice.org のサイトが開きました。最新安定版のリンクをクリックします。

OpenOffice-54.gif


【7】あとはバージョンを確認し、目的のファイルをダウンロードして、インストールするだけです。

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*更新の場合は、すでにJREはインストール済みなので、JRE無しでも大丈夫です。


StarSuite の場合は、ダウンロードするサイトが変わるだけです。

StarSuite-17.gif


【ワンポイント】

OpenOffice.org や StarSuite を使っていて、「不具合かな?」と思ったときは、更新をチェックしてみましょう。バグが修正されているかもしれません。


Base 既存のデータベースファイルを開く方法。

Base の odbファイル は、ダブルクリックで簡単に開くことができます。

OpenOffice-45.gif

しかしパソコンに OpenOffice.org と StarSuite の両方がインストールされている場合は、どちらかの Base が優先されて開きます。私のパソコンでは StarSuite が優先されます。

そこで確実に OpenOffice.org の Base で開きたい場合について説明します。


【1】OpenOffice.org の Base を起動します。

OpenOffice-48.gif


【2】データベースウィザードの画面が表示されたら、「既存のデータベースファイルを開きます。」を選択し、データベースファイルを選択して、「完了」ボタンをクリックします。

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*「最近使用されたもの」に無い場合は、「開く」から直接ファイルを指定します。


【3】OpenOffice.org の Base でファイルが開きました。

OpenOffice-49.gif

同様の手順で StarSuite の Base でも開くことができます。

StarSuite-16.gif


【ワンポイント】

結局 Base は同じものなので、どちらで開いても同じです。しかし OpenOffice.org と StarSuite でアプリケーションの「更新」状態が違うこともあるので、覚えておくと役立ちます。(バグの修正など)


Base データベースを新規作成する方法。

Base は標準で HSQLDB(Java製データベース)を利用するようになっています。HSQLDB はインストール済みなので、すぐにデータベースを作成することができます。

Base は OpenOffice.org と StarSuite の両方に含まれていますが、どちらも同じです。したがって、これから行なう手順は、どれで行なってもかまいません。


【1】まずは Base を起動します。

・OpenOffice.org の場合
OpenOffice-48.gif

・StarSuite の場合
StarSuite-15.gif


【2】データベースウィザードの画面が表示されたら、「新規データベースの作成」を選択し、「次へ」ボタンをクリックします。

OpenOffice-40.gif

データベースウィザードでは、既存のデータベースファイルを開いたり、他のデータベースに接続することもできます。


【3】データベースを保存した後の処理は、そのままの設定で「次へ」ボタンをクリックします。

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*ここでデータベースを登録しています。


【4】わかりやすい場所に保存してください。ファイル名に「test」と入力し、「保存」ボタンをクリックします。

OpenOffice-42.gif


【5】Base の画面が開きました。データベース名は「test」です。

OpenOffice-43.gif

この画面でテーブル、クエリー、フォーム、レポートの作成や編集が行なえます。


ここでいったん Base を終了してみましょう。

【6】Base の「閉じる」ボタンをクリックします。

OpenOffice-44.gif


【7】保存した場所に「test.odb」というファイルが作成されていることを確認してください。

OpenOffice-45.gif

新規に作成したファイルの拡張子は「.odb」になっています。Base では、1つのデータベースに関連する情報が、1つのファイルにまとまっています。Base はこのような odbファイルをたくさん作ることができます。


【ワンポイント】

odbファイル は登録名とファイルの場所で管理(データベースを登録)されているので、コピーや移動した場合は、設定を変更する必要があります。

メニューから「ツール → オプション」でダイアログボックスを表示し、「OpenOffice.org Base または StarSuite」から「データベース」を選択すると、データベースの管理が行なえます。

実は Base はデータベース自体の機能は持っていなくて、標準で HSQLDB をデータベースとして使います。Base はデータベースのフロントエンド(クライアントまたは窓口)としての役割なので、「データベースを登録」という表現が合っているのです。

HSQLDB 以外にも Access や MySQL など、様々なデータベースのフロントエンドとして使えます。


Base データベースについて

OpenOffice.org や StarSuite には、 Base というデータベースアプリケーションが含まれています。この二つは同じものです。

Base は Microsoft Office の Access に相当します。Access と同じように、テーブル、クエリー、フォーム、レポート、マクロなどの機能が使えます。

また Base は Access、MySQL、PostgreSQL など、他のデータベースに接続することもできます。

Base を使うメリットは、何といってもオープンソースソフトウェアであることです。無償で利用でき、開発はインターネット上で続けられているので、更新することが可能です。

Base は Java で書かれたデータベースである HSQLDB を標準で利用するため、JREをインストールしている必要があります。JRE(Java Runtime Environment)とは、Javaの実行環境のことです。

あなたのパソコンに JRE がインストール済みか確認する方法は簡単です。

Windowsの場合は、コントロールパネルを開き、「Java」のアイコンが表示されていれば、既にインストールされています。

OpenOffice-25.gif

もしインストールされていない場合は、JREを入手してインストールしてください。

JREの入手先
http://java.com/ja/


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