Base クエリーを作成する方法。

Base では、簡単なフォームやレポートなら、テーブルから直接作成することができます。

しかしどんなに簡単なものでも、いったんテーブルからクエリーを作り、そのクエリーを基にしてフォームやレポートを作成したほうが便利です。

クエリーを利用すると、テーブルから必要なフィールドだけを表示したり、レコードを並べ替えることができます。クエリーには他にもたくさん機能があります。

テーブルはデータを蓄積する役割だけにして、クエリーを通してデータを扱うのがコツです。クエリーがわかれば、きっとデータベースがわかりますよ。


【1】Base を起動して、「test.odb」を開き、クエリーを表示します。

OpenOffice-103.gif


【2】「デザイン表示でクエリーを作成」をクリックします。

OpenOffice-104.gif


【3】クエリーのデザイン画面が表示されました。

OpenOffice-105.gif


【4】追加のダイアログボックスで、「T01Prefecture」を選択し、「追加」ボタンをクリックします。

OpenOffice-106.gif


【5】クエリーのデザイン画面に、「T01Prefecture」が追加されました。

OpenOffice-107.gif

*テーブル(表)が複数ある場合は、複数追加できます。


【6】追加のダイアログボックスは閉じてください。

OpenOffice-108.gif


【7】「PREF_CD」をダブルクリックします。

OpenOffice-109.gif


【8】画面下のフィールドに「PREF_CD」が選択されました。

OpenOffice-110.gif


【9】同様に「PREF_NAME」を選択します。

OpenOffice-111.gif

*必要なフィールドだけを選択できます。


【10】PREF_CD の「並べ替え」で、「昇順」を選択します。

OpenOffice-112.gif

・昇順 小 → 大
・降順 大 → 小


【11】「クエリーの実行」ボタンをクリックします。

OpenOffice-113.gif


【12】デザイン画面の上に、クエリーの実行結果が表示されました。

OpenOffice-114.gif


ここまでの作業を保存しましょう。

【13】「保存」ボタンをクリックします。

OpenOffice-116.gif


【14】クエリー名に「Q01Prefecture」と入力し、「OK」ボタンをクリックします。

OpenOffice-117.gif


【15】タイトルが変わり、クエリーが保存されました。

OpenOffice-118.gif


【16】クエリーのデザイン画面を閉じます。

OpenOffice-119.gif


【17】データベースファイルウィンドウに、作成したクエリーが表示されています。

OpenOffice-120.gif


【解説】

テーブルに入っているデータは、順番どおりに並んでいるとは限りません。そのためクエリーで「並べ替え」の方法を指定する必要があります。

逆に言うと、テーブルにデータを入力する時は、どんな順番でもよいわけです。あとでクエリーで自由自在に加工できます。

その加工したデータを使って、フォームやレポートを作ると、上手く表示できます。

スポンサードリンク

スポンサードリンク






OpenOffice.org初心者入門講座TOPへ