今回学んで欲しい要点をまとめると以下の通りです。
・クエリーはコピーできる
・クエリーは編集することができる
・コピーしたクエリーの基は同じテーブルである
・データをクエリーで加工できる
一つのテーブルから、クエリーを使うことで、様々なデータの見せ方ができる点に注目してください。
【1】Base を起動して、「test.odb」を開き、クエリーを表示します。
【2】「Q01Prefecture」を右クリックして、「コピー」を選択します。
【3】何も無い部分を右クリックして、「貼り付け」を選択します。
【4】クエリー名に「Q02PrefectureDesc」と入力し、「OK」ボタンをクリックします。
*Descは降順の意味
【5】「Q02PrefectureDesc」が作成されました。
コピーしただけですから、この段階では Q01Prefecture とまったく同じです。
【6】「Q02PrefectureDesc」を選択し、「編集」をクリックします。
【7】クエリーのデザイン画面が表示されました
コピー元の Q01Prefecture と、コピーの Q02PrefectureDesc は、同じ T01Prefecture が基になっています。
【8】「並べ替え」を「降順」にします。
【9】「保存」ボタンをクリックします。
【10】「クエリーの実行」ボタンをクリックします。
【11】クエリーの実行結果が表示されました。
都道府県が降順に並んでいるので、沖縄県がレコードの先頭にきました。
【12】確認したら、クエリーのデザイン画面を閉じてください。
今回は昇順のクエリーを降順に変えただけですが、クエリーの複製は設定が複雑になるほど有効です。